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■ 基本情報
【ハンドルネーム】Blue Mountain
【進学先】Tuck School of Business at Dartmouth
【他の合格校】Northwestern Kellogg・Duke Fuqua
【途中辞退】なし
【WL】Yale SOM (WL後、辞退、インタビュー無)
【不合格校】UC Berkeley Haas(インタビュー無)
【年齢・性別】29歳・男性
【職歴】米系投資銀行 (2年)・米系金融機関 (4年)
【私費/派遣】私費
【最終学歴】米国私立大学経済学部及び政治学部
【GPA】3.5
【TOEFL】必要なし
【GMAT】700 (V 35 M 49 IR 7 AWA 5.0)
【海外経験】合計留学期間11年。11-18歳までアメリカ東海岸の寄宿舎制中学及び高校に留学。その後アメリカの大学に進学。 留学以外では、社会人の時にシカゴに半年間駐在。
【コメント】
少しでもご参考にして頂けたらとても嬉しく思います!!!
■ なぜ今MBA?
アメリカ東部での留学経験が長く、就職先も米系の金融機関であったこともありMBAは “Nice to have” ではなく “Must have”という感覚でいました。理想的にはもう少し早く行きたかったのですが、当初はlaw schoolを考えたり、その後転職したり、転職先ではアメリカに駐在出来るチャンスもあったので結果的に今になりました。また、尊敬する先輩や職場の上司の方々もMBA保有者であったことも影響し、私も今後のキャリアアップ・ネットワーキングの為にMBA受験をすることにしました。
■ スケジュール・費用
・スケジュール
2013年5月 : GMAT対策開始
2013年8月 : GMAT 520点(第1回)
2013年10月 : Application & Essay開始 (Jessica King)
2013年11月 : GMAT 620点(第2回)
2013年12月 : GMAT 650点(第3回)
2014年1月上旬 : Round 2でTuck, Kellogg, Fuqua, Yale SOM and Haas出願(合計5校)
2014年1月中旬 : 個別インタビュートレーニング開始 with Jessicaと会社の先輩(MBA holder & alumni interviewer)
2014年1月下旬 : TuckとKelloggのみ現地での面接及びビジット(両校ともopen interviewです。)
2014年2月上旬 : FuquaよりInterview Invitationを受領
2014年2月中旬 : 東京にてFuquaのinterview eventに出席
2014年2月下旬 : GMAT 700点(第4回、出願スコア)Tuck、Kellogg、Fuqua及びYale SOMはGMATの差替えを認めて頂きました。Haasは認めて頂けなかったのでHaasのみRound 3に移行。
2014年3月中旬 : TuckとFuquaに合格
2014年3月下旬 : Kelloggに合格
2014年4月上旬 : Yale SOMにWL後、辞退
2014年4月中旬 : TuckのAdmitted Student Weekendに出席し、Tuckへの進学を決定
2014年5月中旬 : Haasより不合格通知、受験終了!!!
・費用
合計約200万円
■ 予備校選び
GMAT : Affinity(◎)
エッセイ・面接 : Jessica King(◎)
■ レジュメ
Jessicaに1回目のセッションで修正点を指摘してもらう。Application提出前とInterview前に見直し。
■ TOEFL
アメリカの大学を卒業していたため不要。
■ GMAT
非常に苦しみました。以下は私の体験談です。
全体:
最後となった4回目の本試験が一番リラックスして出来た感じがします。常々、Affinityの野口先生が話されていた「本番は練習の様に解いて、練習は本番の様に解く」が的を射ている表現だと思います。
Math:
私は幼い頃から大学卒業までアメリカに留学をしており、日本での受験を未経験のため、まずはなんとかして、Mathを克服することが最優先課題でした。そうした中、私のような帰国子女にも分かりやすく、丁寧な教え方を実践されているAffinityのクラスを受けることにしました。いざGMAT受験が始まってみれば、私の想定通り、3回目の本試験までかなり苦労しました。そこでまずは、勧められた日本の中学・高校生用の参考書を使い、基礎数学をやり直し、その後はクラスの教材・マスアカの問題・OG13th Edition・GMAT Prepの問題を繰り返し説きました。私は間違えた問題に関しては、特に解き方を覚えるように実践しました。そして最後は、「Mathは、10問程度間違えても高得点は出せる」という言葉を信じ、時間制限を必要以上に意識することなく、本試験では落ち着いて慎重に解くようにしました。
Verbal:
私はGMAT対策時間の多くの割合をMathに使ったので、VerbalはOG 13th EditionのCR & SCを集中的に行いました。私の経験上において特にお勧めアプリは、IPhoneのOG 13th Edition(有料)です。このアプリには全ての問題・回答・解説が入っており、時間も計ってくれるので、あの分厚いOGを持ち歩かなくて済みますし、ランチ時間等どこでも問題を解くことが出来ます。また、3回目の受験時までは無理して全問終わらせようとしましたが、4回目のテストではじっくり時間かけて解いてみました。
CR:
問題別の解き方・テクニックをAffinityで学び、そのテクニックを自習の時に実践しました。
RC:
受験戦略上のため、授業以外では、RCをあまり勉強しませんでしたが、 時間があった時はOG 13th Editionを利用して問題を解いていました。
SC:
SCに関しては特に何も対策のクラス等は受講しませんでした。問題集を解いてパターンを理解しようと試みましたが苦戦しました。
■ エッセイ及びビデオエッセイ
Jessica Kingにお願いをしました。エッセイの書き方のスタイルは個人差がかなりあると思いますのでここではあえて詳しく書きませんが、ビデオエッセイについて少し書きたいと思います。昨年のアプリケーションの一部として、KelloggとYale SOMはvideo essayがありました。Yaleはvideo essayがあるため、international studentsはTOEFLが全員免除されます。Kelloggに関しては色々な情報がネットにありますのでそちらをご参考にされると良いと思いますが、最初はかなり緊張しました。ただKelloggは3回までやり直しが可能であるのと、準備時間がYaleより長かったので少しは落ち着いて出来ました。Yaleのvideo essayは個人的には非常に難しかったです。3問ありますが、準備時間が短いのとやり直しが出来ないので、かなり慎重になってしまいます。また3問目の質問がかなり難しかった記憶があります(GMATのAWAの様にagree/disagreeをする質問)。Video essayは1 sessionをJessicaと練習しましたが、特にYaleは事前準備が非常に難しいと思いましたし、英語力はこの3問ですぐに分かってしまうと思います。
■ 推薦状
当初直属でない上司2名に頼もうと考えていたのですが、オフィスでコソコソしていたのが直属の上司に見つかってしまいました。ただ、直属の上司もMBA holderであったこともあり、1-on-1で私の考えを説明した後は心からMBA受験を応援して下さいました。従って直属の上司(日本人)とその前の上司(アメリカ人)の2人に5校全ての推薦状をお願いしました。
Tuckは第一志望であったため、Admissionに頼み推薦状も規定の2通のみではなく、3通出しました。(3通出すことが必ずしもプラスになるわけではないのですが、カウンセラーと話した結果Tuckのみ3通にしようという結論に至りました。)3人目はシカゴ駐在中にお世話になったアメリカ人の上司に頼みました。
■ 志望校選定
重視したクライテリアは下記の通りです。
・ チームワークを重視する校風
・ General Managementに強い
・ 小規模
・ 綺麗で広大なキャンパス
当初からTuckが第一志望でありTuckへの進学を決めた理由としては、上記全ての条件を満たしているのは勿論のこと、個人的にもう一度New Englandに戻りたいと思っていたことや、ビジットした際の学校関係者全ての方々(生徒、Admission、スタッフ)の対応が素晴らしかったことです。また、メールで質問をしても5校の中でTuckのレスポンスが一番早かったです(小さい学校なので当たり前なのかもしれないのですが、最初から好印象でした!)。
■ インタビュー
インタビュー対策は、Jessica Kingと会社のMBA holderである先輩にお願いしました。Jessicaとは2時間、会社の先輩とは1.5時間のmock interview + feedbackセッションを行いました。後は自分自信で練習をしました。当初はこの様な面接は過去もやってきたので得意と思っていましたが、いざやってみると最初は無残な結果に終わりました。ただ、MBAインタビューは練習をすればする程上達するということも分かりました。
面接の様子については下記の通り整理してみました。
【Tuck】
Tuckは予め定められた期間内にHanoverへビジットすることを条件にopen interview policyになっています。従って、Tuckにご興味のある方はこの制度を活用することを強くお勧め致します。当日45分~1時間のインタビュー以外には、クラスビジット(クラスは選択不可)、キャンパスツアー、在校生とのランチ及び
AdmissionとのQ&Aセッションが予定されています。また、空いている時間を利用して日本人在校生の方々にもお話する機会もあり、Career Development Officeの方とのアポイントも取って下さいました。
Tuckのインタビューは全て2年生のAdmission Associateに属されている生徒の方とします。非常にフレンドリーなインタビューでまずはinterviewerが自己紹介をして下さるので、その中から後で質問することも可能です。Tuckはfit感やTuck Cultureをとても大事にする学校なので、なぜ自分がTuckに行きたいか、そしてTuckで何をしたいかを出来るだけ具体的に話す事が非常に重要です。
【Kellogg】
Tuckへビジットする前に、Evanstonへ行きon-campus interviewをしました。KelloggもTuck同様でopen interview policyであり、Kelloggの場合は東京でご卒業生の方々とすることも可能でしたが、私は直接行き、Adcomの方としました。質問内容はTuckと似ていますが、Adcomとのインタビューであるため、Tuckよりはよりプロフェッショナルな印象を受けました。ただ、非常にフレンドリーでresumeをベースにconversationalな面接となりました。別途、キャンパスツアー、information session、クラスビジット(選択可)に出席することが可能ですし、日本人在校生ブログからコンタクトをし、在校生の方々ともお話をすることが出来たかと記憶をしております。
【Fuqua】
2月上旬にinterview invitationの発表があり、2月中旬に東京にてinterview eventが開催されました。Interviewは全てFuquaのご卒業生と行いますが、Adcomの方もそのタイミングで会場にいますのでinterviewの待ち時間などはAdcomや受験生とお話が出来ます。また、インタビュー後は全員でpizza partyとなります。また、SkypeでDurhamと中継をし、日本人在校生とのQ&Aセッションの時間もありました。
インタビューの内容は、TuckとKelloggととても似ていますので、非常にフレンドリーなインタビューとなりました。
■ 受験を振り返って
GMATは苦労しましたが、エッセイは今後の自分のキャリアを考えるに当たって非常に良いthought processとなりました。また、MBA受験を通じて、色々な方々からのサポートを得た上、東京でのネットワークも非常に広がりました。働きながらのMBA受験はとても大変でストレスも溜まり、お金も必要となりますが、合格通知の電話が鳴る瞬間の喜びで全てから開放されます。Tuckから電話があった時はオフィスにいたのですが、先輩から「喜びすぎて身体が震えてるよ!」と言われました。
以上、最後までお付き合いいただきありがとうございました。皆様の成功を心よりお祈りしております。