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Tetsu (UC Berkeley Haas)

基本情報

【ハンドルネーム】Tetsu

【進学先】UC Berkeley Haas School of Business

【他の合格校/WL/辞退】なし

【不合格校】Harvard / Stanford / MIT (全てインタビュー無し)

【年齢・性別】31歳・男性

【職歴】自動車メーカー 8年(海外営業企画/マーケティング/オペレーション)

【私費/派遣】私費

【最終学歴】大阪大学法学部

GPA3.13

TOEFL107 (R 29 L 28 S 23 W 27)

GMAT710 (V 39 M 48 IR 6 AWA 4.5)

【海外経験】大学3年次にアメリカへ交換留学(5ヶ月)、ブラジル駐在(14ヶ月

【コメント】

MBA受験は情報戦だと思います。僕の場合は、201112月に初めてTOEFLを受けてから2年間かかりましたが、もっと情報集めに時間を割いて効率的にやれば1年でもできたのではないかと思っています。特に、受験校の選択と、合格者のプロファイルの分析などをやっておけば良かったなと後から痛感しました。また、エッセイ以外のほとんどのプロセスを独学でやりましたので、人によっては合う合わないがあると思います。あくまで一事例として見て頂ければと思います。



なぜ今MBA

  下記のいくつかの要素を総合的に考慮して判断しました:

  ▪ドメスティック企業でのキャリア進展スピードの遅さへの行き詰まり感 (会社)

  ▪20/30年後の日本を考えたときに感じる、漠然とした不安と自己投資の必要性 (社会)

  ▪新興国(中南米)での駐在経験を経て、日本の製造業/サービス業の新興国での進出の遅れを痛感。

  グローバル展開の成熟期を迎えていた前職での経験を、他社/他産業にも生かして、日本企業を

  もっとグローバルにして行きたいと感じた。そして、その為に不足するスキル(リーダーシップ/人脈/ハードスキル)を補うためにMBAが最適と判断 (キャリア)

 目の前に分かり易くかつ辛いチャレンジが無いと生きている気がしない性分 (性格)



スケジュール・費用

201112TOEFL1回目受験。92点。

20125TOEFLのライティングの学校に通う(AGOS)6月に103点獲得し、GMAT受験開始

20128月末 GMAT1回目。630点。

20129月末 GMAT 2回目。680点。目標未達だったもののカウンセラーに相談したところ、

プライオリティはTOEFLというコメントを受け、GMAT一旦終了。TOEFL勉強を再開。

201210月末 TOEFL107点獲得。目標未達も時間切れ。TOEFL終了。

201212月末 HarvardColumbia2校に、2ndラウンドで出願。

20132月 両校から不合格通知受領。面接にも呼ばれず、地球上で一番凹む。

20122-4月 心の回復の為と、仕事の忙しさにかまけて、ここから3ヶ月くらいMBAのことを忘れる。

20135月 一念発起し、スクールビジット実施。HarvardMITColumbiaStanfordHaas5校をビジット。立ち直ってGMATを再開するやる気を出す。

20136月 GMAT三回目で710点獲得。GMAT終了

20138月 フルブライト奨学金出願。9月不合格通知受領。

20139月 Harvard 1stで再出願。12月に不合格

20141月 MITStanfordBerkeley3校に2ndで出願。

20143月  Bekeleyから面接招待あり、東京で面接実施。3月中に合格通知受領。

      MITStanfordは面接無しで不合格。受験終了

・資金

受かってもいないことに時間と精神を使うのは不毛だと感じたので、フルブライトに落選した時点で、資金繰りついては一旦忘れることにしました。私費受験者にとって、大変であることは間違いないですが、受かってから考えるべきだと思います。

  • 予備校選び

TOEFL・エッセー:AGOS

  • レジュメ

Agosで作成。

  • TOEFL

一回目の受験で92点と実力不足を実感し、地道に英語の基礎能力の向上を始め、結局、5ヶ月くらい地道な作業をしました。(CNNヒアリング/発音矯正レッスンなど)。振り返って考えると、ここでの時間ロスが一番もったいなかったと思います。TOEFLはあくまで試験と割り切って、試験への慣れとテンプレート対策に注力すれば、もう少し短期間で乗り切れたと思います。以下、各セクションでの対策状況をまとめます。

<Reading>

EconomistNewsweekのリーディングを地道にやりました

<Listening>

とにかく耳の慣れの為に、家にいる間は常にCNNを流し続けるようにしました。単純ですが、一番効果があったと思います。

<Speaking>

ご多分に漏れず苦労しました。家庭教師をつけて発音矯正をやったり色々と工夫しましたが、

最終的にはテンプレートを固めて、23点で安定させるように努めました。

<Writing>

こちらも地道に学習をしていたものの、あまり効果を実感できずAGOSの講座をとりました。

テンプレートでかなりすっきり整理ができ、安定して点数が出るようになりました。(初めから行っておけばよかったと思う。)

教材は、Official Guideを使いました。あとは、自分で各セクションの特徴や過去に間違った問題のまとめを作成して、それを繰り返し覚えるようにしました。下記に点数推移を載せておきます。


  • GMAT

TOEFLと比べて、相性のいい試験だったので、独学でやりました。 まずは、AGOSGMAT完全攻略という市販の本を読んで、そのあとはひたすらOfficial Guideを解き続けました。その中で、自分の間違えるパターンを記録していき、間違えやすい部分を潰していきました。 あとは、途中で間が空いたので、思い出すのに苦労しました。一息にやることをお勧めします。 


  • エッセー

エッセーはAGOSのカウンセラーを頼りました。特に、リサーチなどをしたわけではなく、

利便性が良かったのでAGOSにしました。結果としては非常に信頼出来るカウンセラーに会うことができ、120%満足しています。非常に経験のあるカウンセラーで点数やバックグラウンドなどを総合的に判断して的確なアドバイスをくれました。

受験後、いろいろな人の話を聞くと「あのひとはいい、あのひとはダメ」といった評判を耳にします。 

おそらく、ネット上でもそういった評判が溢れていると思います。個人的にはそういった評判は気にせず、 一度セッションを持って、そこでカウンセラーとのフィット感があるかどうかを判断しました。 

エッセイカウンセラーはめちゃくちゃ重要です。特に、Stanfordのような壮大なエッセイを求める学校への対策については、 幼少期からの経験を掘り返して自分がどんな人間なのかを見つめ直すようなプロセスが必要です。 もし、周りの上司や友人にMBAホルダーがいるのであれば別ですが、そうでなければカウンセラーに頼るしかありません。 しっかりと会話をして、自分の目で信頼出来るカウンセラーかどうかを判断していくしかないのではないかと思います。 

  • 推薦状

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志望校選定

School Visit/学校選び)

School Visitは個人的には絶対にやるべきだと思います。

ネットの情報だけではわからない本当の学校の雰囲気がクラスビジットやアドミッションとの会話の中で見えてきます。個人的には、あまり期待をしていなかった学校に非常に魅力を感じたり、逆に凄く行きたいと思っていた学校が全然魅力的ではなく、結局、出願しなかったり、、、と出願戦略を考える上で一番重要なファクターになりました。最終的には、アントレ教育で群を抜いているMIT/Berkeley Haasと、総合力が圧倒的なHarvard/Stanfordの計4校へ出願しました。

  • インタビュー

私の場合はインタビュー準備はほとんどせず、自然体で臨みました。

エッセイの作り込みの過程で何度も何度も反芻してきた言葉なので、特別な準備はせずに、今まで考えてきたことを正直に答えました。逆に、これまで準備していなかったことも正直に「わかりません」と答えました。結果としてはそれが良かったのではないかと思います。Haasは、Alumni Inteviewを東京のカフェで行いました。 


その他提出書類

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アプリ提出後

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その他役立つ情報

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受験を振り返って

公開する内容ということで、表面的な部分も多々ありますので、もし具体的にご質問等あればご連絡を頂ければと思います。MBA受験/留学はものすごい労力と機会コストがかかります。周りに相談してもネガティブだったり理解されなかったりすることもあります。ただ悩むようであればまずはトライしてみてはと思います。受験は孤独だと思いますが、自分もこのサイトやいろいろな方のブログなどに励まされて頑張れました。ほんの少しでも今後の受験生の参考になれば幸いです。 

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